意外と知らない足指の爪の話

あなたの足の爪は大丈夫?

みなさんは、どのくらいの頻度で足の爪を切っていますか?

また、今ご自身の足を見ないで、ご自身の足の爪がどのような状態か説明することができるでしょうか。あまり考えたことがなかったという方は注意が必要です。

足の爪には、健康的に歩くために必要な機能が備わっています。
しかし、爪に直接的な痛みが無い限り、意識しにくい場所の一つです。
例えば、足の爪切りを怠ってしまう事で巻き爪の原因となります。

巻き爪とは、爪の端が内側に食い込んだ状態になることです。巻き爪が接触した部分に痛みが起こることはもちろん、姿勢や歩き方へも悪影響があるため、膝や股関節の痛みの原因になったり、高齢であれば転倒に繋がったりする危険もあります。そのため、コンディショニングの際に爪の状態まで確認させていただいています。

当コラムでは、爪の役割について解説しているため、最後まで読んでいただくことで爪のトラブルとして多い巻き爪について理解を深めることが可能です。また、ご自身で行っていただけるセルフケアを通じてからだの健康にどのように影響させていく必要があるかをお伝えしていきます。

爪の役割

爪について深く考えたことが無いという方は多いと思います。

女性であれば、フットネイルをされる時に、見た目が良い、悪いなどといった美的視点から爪を考えたことがあるかもしれません。しかし、爪には見た目以上に、健康的な視点から重要な役割が備わっています。

爪の役割は大きく以下のようなものがあります。

  • 指先の保護
  • 指先が受ける力を受け止める
  • 歩きの蹴り出しを安定させる

指先を外的な衝撃から保護することは、イメージしやすいかと思います。
では、2つ目の力を受け止めるとはどのようなことでしょうか?
人は歩く時や足に体重をかける時、接している面から押した分の反力を受けます。
そのうち、床から受けるものを床反力と言います。指が受けた床反力を爪が押さえて、床反力を分散させます。
そうする事で、床反力をエネルギーに変えて主に歩きの蹴り出しで力を発揮することに役立てています。
そのため、爪が適切に機能しないと足指が床面をしっかり捉えられず、力を発揮することが難しくなります。

爪があるからバランス良く、効率的に歩けるといっても過言ではないかもしれません。

巻き爪とは

爪のトラブルとして最も良く見られるものに「巻き爪」があります。
あなたの足の爪は巻き爪ではないですか?
そもそもどこからが巻き爪なのか。という疑問もあると思います。

巻き爪について説明していきます。

巻き爪とは、簡単に言えば爪の端が内側に食い込んだ状態になることを指します。
巻き爪になってしまうと、多くの人が歩くたびに痛みを感じたり、ひどい場合は、何もしていない状態でも痛みが出たりしてしまいます。
その痛みを庇うことで、歩き方や姿勢の悪化を引き起こす事があります。そのため、最終的には、腰痛や膝の痛みなども引き起こす可能性があります。
巻き爪は日常生活にも支障をきたす可能性があるため、早めの対策が大切になります。

一般的に正常範囲は10〜30°程度と言われています。巻き爪は、40〜50°までは軽度、70°までは中等度、それ以上では重度と分類されます。
まずはご自身の足の爪がどの段階に当てはまるのかを確認しましょう。

確認できたでしょうか。
では、なぜ巻き爪は起こってしまうのでしょうか。

巻き爪になる主な原因には以下があります。

  • 足指に体重がかかりすぎている
  • 足指に体重がかかっていない
  • 間違った爪切りをしている
  • 先天的な要素

ご自身の爪が巻き爪だった方は、生活を振り返ってみて思い当たる事があるでしょうか。詳しく説明します。

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