目のストレッチしていますか?
あなたの首の痛みは目の疲労が原因かもしれません
はじめに
コロナウイルスの蔓延による在宅時間の延長やリモートワークという働き方の変更により、首に痛みを抱えている方がここ最近増えています。そして首に痛みを抱えた方の多くが長期にわたり首の痛みに悩まされているという特徴があります。
長期にわたり首の痛みに悩まされている方は接骨院やマッサージ、整形外科に通ってみたが治らず、最終的にコンディショニングサロンに来られる方が大変多いです。

つまり、色々と首のケアをしてもらったが原因がわからず治らなかったという状況で来店されるということです。
そういったクライアント様に生活状況や仕事内容、趣味の話まで深く問診を進めていくと、ある共通の内容に皆さん当てはまります。
その共通の内容というのが
- 日常的に目を酷使する機会が多くある
- 目に対して日常的に何もケアを行っていない
の2つになります。
今回は長期にわたり首に痛みを抱えた方と上記の共通の内容に、どの様な関係があるのかを説明し、その対策としての具体的なアクションプランを提案させて頂きます。
目は筋肉で包まれている
首の痛みと目の関係を説明をする前に「目」について詳しく説明します。
皆さん目がどのようにして動いているかをご存知ですか?
実は目は膝や肘のような関節と同じように筋肉で動いています。目が筋肉で動いているといってもイメージが湧かないと思うので図を用いて説明します。

目には大きく分けて外眼筋と内眼筋というものがあります。
最初に外眼筋について話をします。
外眼筋は目を動かす役割があります。目が上下左右へと様々な方向へ動かすことが出来るのは、目を囲むように内側直筋・外側直筋・上直筋・下直筋・上斜筋・下斜筋という筋肉が存在するからです。

この筋肉がどのように働くかの具体例を出します。
「顔を前に向けた状態で左の物を見るとき」
左目の外側にある外眼筋(外側直筋)と右目の内側にある外眼筋(内側直筋)が収縮して両目が左側へ動きます。結果として視線が左へ動きます。
この様にして両目の合わせて12の筋が常時働いて私たちの目は滑らかに色々な方向へ視線を動かしているということです。

次に内眼筋についてです。
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